俺様幼なじみと甘々生活!?【完】
顔を抑えて困っている姿が可愛くて、新鮮でベタに「えへへ……」と照れてしまう。



「ニヤニヤしてんなよ」

「だって……すごくうれしいんだもん」



ずっと我慢してきたことが、こうやって現実になったのだと思うと、うれしくてたまらないんだ。



「裕樹君はうれしくないの?」

「え? まあ……うれしい、けど」

「だったら、ニヤニヤしたっていいじゃん」

「いや……そんなにうれしがられると、俺がいろいろヤバいって言いたいんだよ……」

「それ、都合がよすぎるよ〜」

「ったく……俺の気も知らねぇで。夜、寝れなくなるだろ……」

「明日は学校だってこと、忘れないでね」

「へいへい……。とりあえず、おばさんの飯食いたいわ」



星空を見つめ、目を閉じた。


やっと叶った幸せ。

この幸せな時間が続きますように……。
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