俺様幼なじみと甘々生活!?【完】
行き着いたのはやっぱり、私たちの部屋だった。



「もう。みんなに謝ったほうがいいと思うよ?」

「知るか。ったく、おもしろがりやがって……」

「昔からああだよね」

「昔から子どものことなんか考えてねぇんだよ……」

「そんな言い方したらダメだよ?」



下は相変わらず騒がしくやっているようだ。

そんな中で、私たちは上で二人っきり……。


今さらだけど、なんか……緊張しちゃうな……。


「裕樹君……?」

「ん?」

「なんか……変な感じだね」

「何がだよ?」

「だって、下は昔みたいに騒がしいのに、今じゃ私たち二人っきりだし……」
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