俺様幼なじみと甘々生活!?【完】
「裕樹君?」

私は遠慮なく、部屋に入った。


ていうか、私の部屋なんだけどね。


入ると、裕樹君は扉に背を向けて、床に座ってた。

私は、裕樹君の背中を見るように座った。


「なんで、黙ってたの?」

「……。いや、その、な。なんつーか……、自主練してるの、バレたくなかったっつーか」

「なんで?」

「な、何でって! 俺……っ」

裕樹君は私に振り向いた。


なぜか、裕樹君の顔はほんのり赤い。


「え……?」

な、何?

なんなの?

なんで、顔が赤いの?


キョトンとしてると、裕樹君は私を押し倒してきた。
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