俺様幼なじみと甘々生活!?【完】
「ひ、裕樹君……!?」

「……やっぱ、やめた」

「え……?」

「お前、全然、変わってないよな」

「え? な、何言ってるの?」

裕樹君の目が、なんだかうつろだ。


「あんときの約束の意味、今、教えてやる」

あのときの約束……。


「お前のこと、好きなんだよ」

裕樹君はゆっくりとした口調で言った。


「え……?」

裕樹君が私のことを?


「う、ウソ……」

「嘘じゃない。昔から今まで、変わったことなんかない」

ずっと、私を想ってくれてたの?
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