俺様幼なじみと甘々生活!?【完】
「……理央」

「ん?」

「手、握って」

「……え?」

『手、握って』?


「そしたら、ゆっくり寝れる気がするから……」

素直というか、子どもだな……。


「いいよ」

裕樹君がふとんにもぐったあと、私はふとんの中に手を入れて、裕樹君の手を握った。


「熱いね、裕樹君の手」

「理央の手、冷たくて気持ちい……」

それにしても、裕樹君の手、おっきいな……。

ごつごつしてるけど、指はキレイだし。

昔と違う、男の子の手……。
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