俺様幼なじみと甘々生活!?【完】
「つーか、あんなにがんばったんだから、もっとごほうびくれたってよくね?」

「え……?」

「今、抱きしめてい?」

「うん……」

私がゆっくりうなずくと、裕樹君もゆっくり抱きしめた。


わぁ……。

裕樹君の腕の中にすっぽりはまった。

体もしっかりしてて、何よりあったかい。

これが、今の裕樹君なんだ……。



裕樹君が離れると、私は裕樹君を見上げた。

裕樹君も私を見つめている。


私の心臓が大きな音を立てている。

 ……今なら。

裕樹君になら、何されてもいい……。
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