俺様幼なじみと甘々生活!?【完】
「つっかれたぁ~」

「お祝いだ、お祝い!」

みんなの声がして、我に返った。


私、なんて恥ずかしいこと、考えちゃったんだろ!


裕樹君もあわてて、私から離れた。


「おっ。理央ちゃんと裕樹、早いな!」

すると、みんながワイワイ騒ぎながら、部室に入ってきた。


「あれ? 理央ちゃん、顔赤くない?」

「えっ! そ、そんなことないですよ!」

私はなんでもないように、取りつくろった。

正直、顔を手で覆い隠したいぐらい。
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