俺様幼なじみと甘々生活!?【完】
◯好き
「おはよー」

「おはよ、弥生。なんか、久しぶりだね」

サッカー部の試合も一段落ついて、やっと普通の生活に戻れた。


「ねえねえ、理央」

「ん?」

「柿原君、好き?」

「はい!?」

お昼を食べてる最中のことだった。

急になんてことを言うの!


「ま、まだわかんない……」

「じゃあさ、合コンに行こう!」

「はい……? 弥生さん、真悟君は……?」

あんなに好きだった真悟君がいるのに、合コン行こうなんておかしい。


「あー、それ? もういいの」

「え?」

「アイツ、好きな子がいるんだって」

そう言う弥生の目は、充血して涙をためていた。

諦めきれてないんだ……、まだ。


「わかった、行くよ!」

「そう来なくっちゃ!」

諦める必要なんてない。

それを教えてあげよう!
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