星の数ほど『あいしてる』
「香音っ!!おはよー」
明日美は、嬉しそうに微笑みながらベッドの横のイスに腰掛けた。
「明日美、私…」
「香音、いきなり倒れて…それで保健室で見てもらったら先生が貧血って…香音、ちゃんと朝ご飯食べた?」
「…食べて……ない。」
「もう、ちゃんと食べないと……」
「そ、それより今何限?」
明日美のお説教が始まるのを遮る。
「もう、お昼休みだよ?」
どんだけ寝てたんだ‥私。
「宇佐美ー」
坂上がカーテンの隙間から手を振ってくる。
「あ、坂上…」
坂上は、ニカっと笑って手を差し出してきた。
そこには、購買で手に入れるのが難しい、メロンクリームパンが…
「え?メロンクリームパン!?」
「ん、宇佐美ちゃんにプレゼンツっ」
「…ありがと」
案外、坂上って良いヤツなんだよね、
そんなことを思いながらメロンクリームパンを受け取る。
帰り道、送るといってついてきた明日美にお礼をする。
「ありがと…このへんで良いよ?」
「ほんとに大丈夫?」
心配そうに顔を見つめてきた明日美に大丈夫と一言。
「そっか、じゃあこのへんで…ちゃんとご飯たべてねー」
明日美は、笑顔で手を大きく振ると小走りで帰って行った。
今日は、光に会える最後の日。
私は、急いで支度を始めた。
明日美は、嬉しそうに微笑みながらベッドの横のイスに腰掛けた。
「明日美、私…」
「香音、いきなり倒れて…それで保健室で見てもらったら先生が貧血って…香音、ちゃんと朝ご飯食べた?」
「…食べて……ない。」
「もう、ちゃんと食べないと……」
「そ、それより今何限?」
明日美のお説教が始まるのを遮る。
「もう、お昼休みだよ?」
どんだけ寝てたんだ‥私。
「宇佐美ー」
坂上がカーテンの隙間から手を振ってくる。
「あ、坂上…」
坂上は、ニカっと笑って手を差し出してきた。
そこには、購買で手に入れるのが難しい、メロンクリームパンが…
「え?メロンクリームパン!?」
「ん、宇佐美ちゃんにプレゼンツっ」
「…ありがと」
案外、坂上って良いヤツなんだよね、
そんなことを思いながらメロンクリームパンを受け取る。
帰り道、送るといってついてきた明日美にお礼をする。
「ありがと…このへんで良いよ?」
「ほんとに大丈夫?」
心配そうに顔を見つめてきた明日美に大丈夫と一言。
「そっか、じゃあこのへんで…ちゃんとご飯たべてねー」
明日美は、笑顔で手を大きく振ると小走りで帰って行った。
今日は、光に会える最後の日。
私は、急いで支度を始めた。