星の数ほど『あいしてる』
私は、女の子からイジメのようなことをされていた。

それは、小6ぐらいからあって、

それでもその時は、我慢。
我慢の連続。
頑張って学校へ行っていた。

中学に、あがると、エスカレートしていき、
時々、耐えきれずに屋上で泣くこともあった。


そんな辛く、周りが闇のようだった私のそばに、

光は来てくれた。


「宇佐美‥?どうした?」

それが初めて光に話しかけられた瞬間だった。


私は、流していた涙をとっさにふき、無理矢理 笑顔をつくった。

「なんでも…ない‥よ」

「宇佐美?」

光は、私が泣いていたことにすぐに気付き、私の頭をそっと撫でてくれた。

フワッと光の甘い香りが風にのって私を包む。

「宇佐美…もう、大丈夫。キミを泣かせる奴らから俺が、守る。」


それが光の一回目の告白。
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