憲耶☆の部屋



それから私は、先生の気が済むまでとことん話に付き合わせていただきました。



圭「まぁね…アイツ天然だから。俺が見てないところでちゃんとやれてるか心配なんだよー…」



アイツとは美咲ちゃんのことです。



先生がすっごく大事にしていらっしゃる、元生徒の彼女さん。



圭「あー…もうマジでさ、教採受け直してアイツのいる県に赴任してやろうかって思ってんだよ。」



作「いや……先生?それだけはやめましょう。ね?」



圭「……なんで?」



うわ…怒ってる。
目が…目が怖いよー!!



作「だっ、だって!教採ってそんな簡単に受かるものじゃないし、美咲ちゃんもその県にいるのは大学卒業するまでの4年なんでしょ?4年なんてあっという間に過ぎますって!」



圭「作者さん……」



どうやら先生、思いとどまってくれたようです。






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