Believe
第1章
生まれてから23年間ずっとこの街で暮らしている。
私の住んでいる所は田舎だ。
高校生の時は卒業したら都会に行きたいと思っていたが、実際に離れる事はしなかった。
私は今の会社に中途入社して3年目。
私の仕事は外回りの営業。
会社を出れば1人なので楽だ。
お得意様のお店を訪問し、新商品案内やパンフレットを配ったりしている。
しかしノルマはある…
更衣室のドアを開け「おはようございまーす」と言い、いつものように着替えをする。
着替えを終えると1階の食堂で始業時間まで同僚達と話すのが日課だ。
この会社では私が1番若い。近くても私より10歳も上。
時間になり2階に上がる。
毎日こうして仕事が始まる。
朝礼の時間は本当に憂鬱だ。
毎回同じような話をする上司。
(早く会社を出たいのに)と思いつつくだらない朝礼を聞く。
(やっと終わった)と今日訪問するお店を確認して
「行ってきます」とドアを開けた。
まず1軒目。
軽く仕事をこなし、お得意様と世間話をして終わる。
世間話も仕事の1つ。話をする事によって売り上げも上がると私が思っているだけだが。
2軒目も同じような感じで終了。
私の住んでいる所は田舎だ。
高校生の時は卒業したら都会に行きたいと思っていたが、実際に離れる事はしなかった。
私は今の会社に中途入社して3年目。
私の仕事は外回りの営業。
会社を出れば1人なので楽だ。
お得意様のお店を訪問し、新商品案内やパンフレットを配ったりしている。
しかしノルマはある…
更衣室のドアを開け「おはようございまーす」と言い、いつものように着替えをする。
着替えを終えると1階の食堂で始業時間まで同僚達と話すのが日課だ。
この会社では私が1番若い。近くても私より10歳も上。
時間になり2階に上がる。
毎日こうして仕事が始まる。
朝礼の時間は本当に憂鬱だ。
毎回同じような話をする上司。
(早く会社を出たいのに)と思いつつくだらない朝礼を聞く。
(やっと終わった)と今日訪問するお店を確認して
「行ってきます」とドアを開けた。
まず1軒目。
軽く仕事をこなし、お得意様と世間話をして終わる。
世間話も仕事の1つ。話をする事によって売り上げも上がると私が思っているだけだが。
2軒目も同じような感じで終了。