ぁりがとう

全力で近くの公園まで走った。

「ハァ、ハァ、ハァ…」
息切れながらも3人で
ベンチにすわった。


すると奈々が、
「ごめんねッ…ハァ…巻きこんじゃって…ハァ」

「うっうん…いい運動になったょーハァ…」

私は、奈々に隣の人のことを聞いてみた。

「奈々、どちらさん??」
「あっー!そっかぁー紹介するね!彼氏の秋」

そしたら、奈々の彼氏が
「どうも、奈々の彼氏の佐藤秋です。よろしくね!」

「よろしくお願いします…」
やっぱり、奈々の彼氏だけあって
めっちゃカッコいい。

「えっとぉ…茜ちゃんだよね?」
「えっ…あっ…はい…?」
えっ…何でうちの名前…しってるの?

「あっ…いきなりでごめん。俺、奈々から茜ちゃん事めっちゃ聞かされてたんだよね」
「秋っ!しぃーそれ内緒!」
「そーだったんだぁ。」

奈々ってそんなに私の事思ってくれたんだぁ…!

「こいつったら、茜ちゃんは優しいとか、自慢ばっか話してくんだよ。」

「秋のバカぁぁー!?言わないって約束したじゃん!!」
「はぁ…??そんな約束した覚えありませ~ん。笑」

奈々良かったね。とってもいい人と付き合えて…。
そーいえば…
「あのぉ~さっきなんでケンカしてたんですか?」
「あぁー…あれか?あれは…。」
ちょっと恥ずかしそうに
「ただたんに、あいつらが俺のことバカにしたから」
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