タイムリミット
「そう言えば、パパは…?」
キョロキョロしてみるもののパパの姿は見当たらない
すべて無の状態
なんで?
「パパは今お医者様の所よ。もうすぐで来るけど迎えにいってあげなさい。きっと喜ぶわ」
にこっとするママ
「…うんッ」
そう返事をして
無の病室を出るとクリーム色の壁が目に入った。
看護士に聞いてパパの場所に向かった
その間も胸がすごく痛む
走れない…
クリーム色の壁をつかってやっとパパのいる部屋についた。
まだ、話しているみたい。
ちょっとまっていようかな…
疲れたし
ほんの数メートルがとても長く廊下に感じた
クラクラする
この違和感…なんだろう
まるで一人ぼっちみたい
そんな、感覚だった