森のくまさん
すると、向こうから誰かが近付いて来た
薄暗くて分からない
怖い…
さっき別れたムツキではないよね…
ってことは、ムツキじゃない熊族の人
逃げなきゃ…
でも、イヤリングが…
考えてるうちにどんどん近付いて来る気配
「ムツキっ…」
咄嗟に彼の名前を呼ぶ
すると…
「…何?…ララ」
え…?
なんと私の前に立って居たのはムツキだった
私を追いかけてきたのは…ムツキだったんだ
ってゆうか…今…
私の名前を呼んでくれた?
私のこと…覚えててくれたんだ
よかった…