終わらないセピア
何度も角度を変えて
熱く激しく、唾液を吸う音だけが
部屋に響いてる。
あたしは受け入れてしまった。
いや、同じ想いを抱いてくれていた
ことに胸を熱くして、
全身でモカを感じていた。
離れる気配のない口づけに
火照る体は更に求める。
モカの全てを
いただいちゃっていいのだろうか……?
ていうより、もう止められないけど……
肩を少し持ち上げれば、自然と
唇は離れる。
まだ物足りない目をするモカが
可愛くてたまらないけど……
あたしだって攻めたいんだよ……