大好きがとまらない!
薄茶色の無造作セミロングヘアの童顔美少女は、口をあんぐりと開けたまま全身をわなわなと奮わせ、鼻血を床に垂らしながらこちらに近づいてくる。


こ、こいつなんでこっちにくるんだ!?なんか目がイッてるし…鼻血!鼻血出過ぎ!

恐怖で椅子から立ち上がった葉は、じりじりと距離を縮めてくる彼女を警戒する。


「よ…よ…ようくん………ようくん……」

!!?
何故俺の名前を知って…


考える間もなく、なにも分からないまま次の瞬間、すごい勢いで彼の全身に重いものが被さった
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