心から
担任が入ってきて、名前が呼ばれていった。
私も適当に返事する。






雷神の奴等の名前もクラスの奴等の名前も覚える気はない。
だから、聞き流していた。





ふ、と目が合った。
雷神の中の1人。
私の嫌いな瞳……眩しいんだよ、クソ。
私はすぐに目を逸らした。










それから入学式が始まり、それが終わったところで下校となった。








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