心から
中3年の時、おじ様に高校を進められたが勿論反抗した。




「楽しいから、行っておいで?お願いだから…約束なんだ。」



そんな事言われたら私は何も言えなくなる。



"約束"……誰との約束かなんて聞かずともわかる。








今日は高校の入学式の為学校に向かう。






「あ!!ほら、時間!!亜衣琉、早く後ろ乗って!!」






「あ、ゴメン。」





架凛の声に急いでチャリに跨る亜衣琉。




「早くバイクの免許取得したいね~…」



「優莉の後ろは勘弁だなー(笑)」



「亜衣琉の後ろも勘弁だし(笑)」




「優莉も亜衣琉も怖いわ(笑)」




キャハハと笑いながらも、激チャする私達。











「ハァ…疲れたわー…。」



私が一言呟くと2人が笑う。





今、私と架凛はバイクの免許を取りに行ってる。
5月が誕生日だから1ヶ月前から教習所に通ってる。
亜衣琉は9月が誕生日だからまーだまだ(笑)
3人ともバイクはすでに用意してある。
多少…いや、かなり?改造しちゃってるけど(苦笑)





< 3 / 110 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop