心から
潤は何か知らないけど、超不機嫌。
何かあったのかな?
ま、いっか…それより私だよ…。









翌日から少しずつ、学際準備に追われる私と城田君。
ただのプリント配りや、資料に目を通しておくだけの1週間。
ついに…委員会?みたいな日がやってきてしまった。





「優莉頑張ってね☆何時に終わるかわかんないみたいだから、私達は先に帰るけど、何かあったらすぐ連絡してね!!」




「薄情者~~~~~私を置いてくな~~~~~」




キャハハと笑いながら帰る皆…。
ハァ…。






「優莉ちゃん?行こうか☆」




「あ…うん…。」




城田君が私の席に迎えに来てくれた。
私は城田君の後ろを歩く。
確かにイケメンだし、爽やか…しかしこのクラスにいるってことはヤンキーか問題児。
意外だなーーーー。




ドン……!!!!!!!!




「いてっ!!」




「ごめん、大丈夫?」





考え事なんてしてるから、城田君にぶつかってしまった…。





「あ、うん。ご…ご、ごめん!!」




「ぷっ…(笑)優莉ちゃん噛み噛み、かわいいね、ククク(笑)」




「……。」





もー恥ずかしい。
今すぐ帰りたい。
死にそう。








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