心から
特に気にも止めず、私はいつもみたいに瑠樹と作業をしていた。





昨年度の学際資料を参考にしようと、瑠樹が言い出すから一緒に資料室に行った。







「どこだろー?」





「その辺にないかなー…これこれ、」



「あ……わーーーーーっ!!!!!!」




ドサドサドサ……_______




「ゴメン、大丈夫?」



私を庇うようにして抱きしめる瑠樹。




「だ…大丈夫……。」




こんだけ仲良くなっても震える…。
気分も悪くなる…。




「もーーー整理くらいしとけよなー。ニコ」




「………。」




「あ……優莉!?!?!?!?」






私は意識を飛ばした。










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