心から
………潤の顔があった…。






あの夢をまた見た…。
私…あ…そっか。
また意識飛ばしたんだ…。








「大丈夫か?」




「あ…うん。みんなは?」




「教室にいる。」



「そっか…なんで潤がいるの?」





困ったように潤が口を閉ざす。
何も言ってくれない。






「亜衣瑠と架凛に呼ばれた。」





少しの沈黙の後に話した。
なんで?……。
私的には2人にいて欲しかった。







「そっか…。」




「じゃ…俺行くな。」



「うん、2人に来てって言って。」




「分かった。」










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