心から
10分くらいで2人が走ってきた。




「もーーーー!!!!ビックリしたよ!!!!」



「亜衣瑠、ゴメン……。」



「どうしたの?何かされたの?」



「架凛、違う!!!!瑠樹は私を庇ってくれたけど…その、抱きしめられて…意識飛んじゃった…。」




「「はぁ?」」



「ハモんなくても…。」



「なんだよー、何かされたんじゃないかって思って焦ってたのにー。んで?潤何か言ってた?」




「いや…別に…?」




亜衣瑠がホッとした顔をする。




「そかそか、もう歩ける?」



「大丈夫……。」



「戻ろうか!!」



「あ、うん。」








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