キミに送る約束~空に向かって~
「じゃあ1年後にしろ。」
「そういうわけにいかねえんだって!
とにかく...心愛ちゃんに都合良い日
聞いとけよ!」
「俺には聞かねえのかよ?」
「はあ?お前はどーせ暇人やろうなんだから
都合聞く意味もねえだろ。」
─イラッ
「じゃーな!俺これから千尋ちゃんと
放課後デートだから♪」
宗佑はスキップしながら教室を
出て行った
「...2人きりで十分デートしてるだろ。」
俺は1人でぼやいてモップを片手に持つ
さっさと掃除して心愛を迎えに行かなきゃ。
─ピロロロロン
携帯がポケットの中で震えた
携帯を取り出しメールを確認する
心愛からだった。
【ごめん、今日用事あるの(´pω・`)
だから迎えに来なくていいよ!
待ってなくてもいいから(´・ω・`)ノ
じゃあねっ!ノシ】
「.....なんだ。」
せっかく一緒に帰れると思っ.....
「はあ!?」
俺は今...何を心の中でつぶやいたんだろう