キミに送る約束~空に向かって~

「んんんっ///さと.....しっ!///」


どんどん熱くなる体
状況がよくつかめない.....

何で...何で好きでもないのに...
慧はキスできるの?


「さぁ...としっ!」


慧の胸をドンドン叩くとやっと離れた体

真っ直ぐなまなざしであたしを見つめる─。


「ここ「ふざけないでよっ!」


持っていた鞄であたしは慧の頭を叩いた


「あの...「なんで?何でこんなことするのっ?」


意味わかんないっ!
何でよ!何でそんな簡単にできちゃうの?


「だから...その...ごめん。」

「え─.....?」

「.....ごめん。」


慧は深く頭を下げる
何で...謝るの?


「.....最低ッ!」


あたしは慧の頬を叩いた


「ウッ.....。」


気づいたら視界がぼやけていた


「心愛?...何で泣いて「慧にとって...あたしは
こんなものなんでしょう?平気でこんなこと
して.....期待させて...でもそうせ
あたしは慧の代わりじゃん!
いいよ。代わりでもって思ってた!けど...
もうこんなの耐えられな「代わりじゃねえっ!」


─ギュッ


慧があたしを抱きしめる


あたしは慧の腕の中で抵抗する


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