キミに送る約束~空に向かって~

あたしは、このままでいいの─...?
これ以上あの背中を失いたくない...

あたしは─.....

─♪♭♯♪♭♯

携帯が鳴る

【司くん】

司くんからの電話が鳴る


あたし...もうこれ以上みんなを
傷つけたくないっ.....


─ピッ


『もしもし?心愛?』

「司くん....今会える?」

『っっ─...どこにいる?』







それから30分後

「心愛!」

「司くん.....」


駅裏の公園で待ち合わせをしていたあたし達

あたしが選んだ公園
人通りも少ないし...あまり聞かれたくない話
だったから


「はい、これ」

「ありがとう」


司くんが缶コーヒーをあたしに渡す


「.....司くん、あのさ「わりーけど俺もそこまで
アホじゃねえから心愛が言いたい事は
もう分かってるよ?」


え.....


「先に俺から話してもいいかな?」

「う...ん」

「俺...慧よりぜってえに心愛幸せに
出来るんだけどな.....」


< 217 / 381 >

この作品をシェア

pagetop