キミに送る約束~空に向かって~
あたしは、このままでいいの─...?
これ以上あの背中を失いたくない...
あたしは─.....
─♪♭♯♪♭♯
携帯が鳴る
【司くん】
司くんからの電話が鳴る
あたし...もうこれ以上みんなを
傷つけたくないっ.....
─ピッ
『もしもし?心愛?』
「司くん....今会える?」
『っっ─...どこにいる?』
それから30分後
「心愛!」
「司くん.....」
駅裏の公園で待ち合わせをしていたあたし達
あたしが選んだ公園
人通りも少ないし...あまり聞かれたくない話
だったから
「はい、これ」
「ありがとう」
司くんが缶コーヒーをあたしに渡す
「.....司くん、あのさ「わりーけど俺もそこまで
アホじゃねえから心愛が言いたい事は
もう分かってるよ?」
え.....
「先に俺から話してもいいかな?」
「う...ん」
「俺...慧よりぜってえに心愛幸せに
出来るんだけどな.....」