キミに送る約束~空に向かって~
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半径3メートルの距離を持って歩く俺達
なんか俺ストーカーみてえじゃねえか
「.....心愛?半径1メートルじゃだめ?」
すると心愛は振り向いて立ち止まった
「...じゃぁ半径1メートルでいいよ」
それからまた1メートルの距離を持って
歩く俺.....
なんかめっちゃ辛い.....
「心愛っ!」
「へっ?ひゃっ!」
距離なんか忘れて俺は心愛の手を握った
「なっ!約束と違「こんなのデートじゃねえもん。
心愛は、この距離のままでいいわけ?」
「う゛.....それは...「だったらいいじゃん?
あ、そうだ!プリクラ撮ろうか」
ゲーセンを指差して言う
「ほら、行くぞ」
心愛を引っ張ってゲーセンに入った
「フレームこれでいいよね?」
操作は心愛に任した
やっぱプリクラとかどうすりゃいいか
分かんねえ
「ほら、慧何ボーっとしてんの?
撮るよー?」
「.....」
「慧?」
─グイッ
「きゃっ!」
─カシャッ