キミに送る約束~空に向かって~

強引に奪った唇.....

画面には俺と心愛のキスが映し出されている


「なっなっななな「おお、よく撮れるなー。
待ちうけにしろよ?」

「っっ!しっしなぁぁあああい!///」






「くくく.....」


昼休み...昨日の心愛との放課後デートを
思いだしながらプリクラを見て入ると
つい笑みがこぼれてしまった


「幸せそうだなぁー」


後ろから宗佑が俺の携帯を覗きこむ


「っ!見るなよ!」


俺は携帯をポケットに突っ込む
けどすぐまた携帯を取り出す

そして違うプリクラを見せつける


「なぁ、心愛可愛いだろ?」

「ん?あぁ─、俺人のノロケ話は聞けねぇから。
なぁ、それより俺千尋と仲直りできたんだー♪」

「.....お前俺の話は聞かねえで自分の
ノロケ話はすんのかよ」

「何だよ、わりーかよ?」

「俺もお前と同じ。他人のノロケ話は、
聞けねえから」

「なっ!」


俺はまた携帯を見てニヤニヤする

あぁー早く放課後になって
心愛に会いてえなぁ─


──────────.....

「分かる?」


放課後...心愛の部屋で勉強を教わる俺

心愛の教え方はめっちゃ分かりやすい!


「よしっ!分かったから次こそは解ける」


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