先生と私とリップと…
さっきよりも近くなった顔で優しい笑みを浮かべる


…うっ……。その顔はズルい…


「キス…してほしい」


照れながらも隼斗に思ってた言葉を言う


「葉月。その上目遣いに照れた顔は反則だろ…」


そう言って、私のお願いを叶えてくれる


おでこ、瞼、頬、耳……唇に優しいキスをする


「止まらなくなりそう」


私の頭に顎を乗せてそう言った


「約束…破っちゃう?」


付き合い始めて隼斗が言った約束


私が卒業するまでキスしかしない

私が卒業するまで外では会わない

学校でもできるだけ会わないようにする





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