PERFECT 勇気の花
ショッピングモールに、着く。
涼子は、ここに来たのが始めてらしく、凄く緊張している。
「まず、服、今着る服選ぼうぜ!」
涼子の、手を引き、歩く。
「どんなのが、いい?」
涼子に、竜也が聞いた。
「どんなのでも…」
多分答えに迷っているんだと思う。
「じゃ!!俺ら選んでいい?」
恭平が、手を挙げて言う。
「はい。」
涼子ちゃんが頷く。
「じゃあさ!一人ずつ全身コーデで、買おうよ!」
「そんなに…」
涼子ちゃんは、戸惑っている。
「そうしよう!!」
皆が賛同する。
「じゃ涼子は、俺と一緒な?」
俺は、涼子を、引き寄せる。
「いいよ!じゃぁ、一時間後にフードコートで、集合ね!」
「はーーい!」
その言葉を合図に、皆が散らばる。
「行こっか。」
涼子に、声を掛け、俺らも歩き出す。