悠久の祈り -春宵夢想-


「産まれて来たら、いっぱい遊んであげてね」




「「うん!」」




我が子達は無邪気な笑顔を私達に向けると、再びお腹に耳を当てた。




「なぁ、涼。あいつらはちゃんと俺達を見ててくれてると思うか?」




ふと歳三さんは空を見上げながら、ポツリと呟いた。




「見てますよ、きっと…」




すると、膝に重みを感じた。






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