悠久の祈り -春宵夢想-
【土方】


俺は少し離れた縁側で愁と話をしていた。




「なるほど…」




昨日考えた事をすべて愁に話した。




同じ男なら、良い助言をしてくれるだろうしな。




「どう思う?」




「良いと思いますよ。これなら姉上も喜ぶと思いますし」




「でも、これは涼には内緒で進めてぇんだ」




「分かりました。姉上には言いません。俺も微力ながら、お手伝いします」




「ああ、頼む」





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