悠久の祈り -春宵夢想-


その刹那――。




「うっ…」




急に胸に不快感を覚えた。




私は口を押さえ、素早く歳三さんから離れると、外に飛び出した。




「え…?」




後ろから彼の素っ頓狂な声が聞こえた気がした。









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