悠久の祈り -春宵夢想-


俺も寝間着に着替え、同じ布団に入った。




涼は俺の腕を枕にし、こちらを向いていた。




「歳三さん、ごめんなさい…」




「気にすんな。だから、もう寝ろ…」




「…おやすみなさい」




涼がゆっくりと瞼を閉じると、すぐに寝息が聞こえた。






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