悠久の祈り -春宵夢想-


「瑛司さん…。もし、愛する人が別の人と一緒に居たら、どうしますか?」




私は瑛司さんにさっきの事を話した。




「そうだったんですか…」




瑛司さんは静かに私の話を聞いてくれた。




「私…、どうしたら良いか分からなくて…」




自分で考えようとしたけど、どうしても答えを見出だせない。



だから、女の私では分からない男の人の意見を聞いてみたくなった。








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