不良×男子校=イケメンの集まり!?
「結城。」
仁君が一言、そう言うと結城君は口をつぐんだ。
す、すげー!!
あの結城君を一言で黙らせるなんて!!
やっばい、仁君から神々しい光がっ!
「単刀直入に言おう。」
突然喋り出した仁君。
マジ神々しいっす、先輩。
『・・・。』
そして、仁君が喋り出すと皆神妙な顔つきのまま黙り込んだ。
えっと....?
どゆこと?これ。
さっきから煩かった夏樹君までもが静かなんだけど。
何?何?
一体何が始まるんです?
その異様な空気にオロオロしていると仁君が口を開いた。
この、下手に口を開いてはいけない空気....。
お、おう...。
「お前、黒龍«コクリュウ»に入る気はねえか?」
......お、おう?