不良×男子校=イケメンの集まり!?
雲雀が殴られ倒れた後、中下も同じように倒れていった。













「....なんだったんだ。」



中下が倒れてからも状況が掴めず呆然としていたら夏樹がぽつりと呟いた。



その動揺したような声に、俺はより一層こいつ、中下の事が分からなくなった。






殴る時のスピードや威力。



獲物を見詰める時の眼。


表情。


殺気。



全てにおいて並み外れたものを持っていたこいつ。






「ほんとになんなんだ、こいつ。」




その疑問に答えてくれるやつはここにはいなかった。












その後も呆然と突っ立っていた俺達は雲雀の呻き声で我に返り、倒れている二人を倉庫へ運んだ。





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