俺の姫様 Ⅱ
嵐は突然に。
《月夜side》
11月中旬。
夏の暑さはいつの間にかすっかりと無くなり、季節は冬へと移り変わってきた。
あれから、別に言わなくてもいいって言ったのに、
「いや!姫梨の話だけ聞いたら、完全に俺最低なヤツになっちまうから聞いて!ってか聞け!」
って、翔があまりにも話したそうにしてるから、「誤解があっただけなんじゃねーのかよ。」と言いつつ聞いてやった。
それと、姫梨のことを忘れるために女遊びをしてたらしく、最近は少し落ち着いてきた。
しまいには、「金髪もやめよっかな?」とまで言い出す始末。
「似合ってはいるけど、医者の息子が金髪はダメだろうな。」
…本音を言った俺がバカだった。
11月中旬。
夏の暑さはいつの間にかすっかりと無くなり、季節は冬へと移り変わってきた。
あれから、別に言わなくてもいいって言ったのに、
「いや!姫梨の話だけ聞いたら、完全に俺最低なヤツになっちまうから聞いて!ってか聞け!」
って、翔があまりにも話したそうにしてるから、「誤解があっただけなんじゃねーのかよ。」と言いつつ聞いてやった。
それと、姫梨のことを忘れるために女遊びをしてたらしく、最近は少し落ち着いてきた。
しまいには、「金髪もやめよっかな?」とまで言い出す始末。
「似合ってはいるけど、医者の息子が金髪はダメだろうな。」
…本音を言った俺がバカだった。