俺の姫様 Ⅱ



『これから、どうするの?』

「滝川がわざわざ転校してくるってことは、やっぱり月夜が目的だろうな。」

「あぁ…。」

「今までみたいにはいかなくなるぞ?大丈夫か?」

「なんとかするしかないだろ…。転校してくるつっても、常にそばにいられるわけじゃないんだし、対策を立てる時間くらいあるだろ?」

「そうだな…。俺らに出来ることがあったら、何でも言えよ。」

「そうだよ!俺も風も姫梨も、お前の味方だからな!」

『うんっ!私、何でもする!』

「サンキュ。心強いよ。…よし、とりあえず今は教室戻ろうぜ。」




< 32 / 33 >

この作品をシェア

pagetop