俺の姫様 Ⅱ
本当のこと。
《翔side》
「放課後、話あるから屋上来てくんない?」
そう月夜に言われた俺は、屋上に向かった。
放課後、しかも人気のない所に呼び出すってことは、相当大事な話なんだろう。
告白スポットの屋上に男2人…気色悪いな。って、前に月夜とここで話した時も、こんなこと思った気がする。
…ま、まさかあいつ、俺のこと好きなのか!?……んなわけないか。姫梨のこと好きっぽかったし。ってことは姫梨の話か。
そう考え付いたところで屋上に着いた。
「……姫梨?」
扉の向こうにいたのは、月夜じゃなかった。
姫梨が俺に話があるのか?
この様子だと、それも違うみたいだな。
姫梨も俺も月夜に呼び出された。けど、あいつはここに来ていない。
俺らを鉢合わせて何がしたいんだ?
何があったかは話してないけど、俺と姫梨がギクシャクしてることぐらい勘づいてるはず。
あいつもしかして………、
「放課後、話あるから屋上来てくんない?」
そう月夜に言われた俺は、屋上に向かった。
放課後、しかも人気のない所に呼び出すってことは、相当大事な話なんだろう。
告白スポットの屋上に男2人…気色悪いな。って、前に月夜とここで話した時も、こんなこと思った気がする。
…ま、まさかあいつ、俺のこと好きなのか!?……んなわけないか。姫梨のこと好きっぽかったし。ってことは姫梨の話か。
そう考え付いたところで屋上に着いた。
「……姫梨?」
扉の向こうにいたのは、月夜じゃなかった。
姫梨が俺に話があるのか?
この様子だと、それも違うみたいだな。
姫梨も俺も月夜に呼び出された。けど、あいつはここに来ていない。
俺らを鉢合わせて何がしたいんだ?
何があったかは話してないけど、俺と姫梨がギクシャクしてることぐらい勘づいてるはず。
あいつもしかして………、