ニセコイ
私は別に、大雅を好きなわけでもないけど、権力振りかざして人を良いように使うやつが嫌いだから
ていうかむしろこの女の人を見下した顔が嫌いだから
「父、父てファザコンかッ!1人じゃ何もできないんでしょどーせ」
「っ!? 」
「ははーん、その顔は図星!1人じゃ何もできないのに結婚しても無理でしょ生活」
あ、角が見える。
言いたいこといったら落ち着いた
ずずっとお茶を飲んでじーっと
「お言葉ですけど、あなたは大雅さんの何を知ってるのかしら」
「別に知りませんけど?」
みきさんは目を見開いて口に弧を描いた
おーおー悪い顔
「だったら」
「お言葉ですけどみきさん、全てを知らなければ好きになってはいけないというルールはないんですよ?」
私も対抗して口に弧を描く。みきさん負け顔になってる。みきさんはそっとたった
私は心の中で笑いながら部屋から出て行くみきさんを見送った
あー清々した……
ん?何か大雅がめっちゃ見つめてくる
「瑞穂、そんな事、考えてたんだ」
私が見るといつもの意地悪そうな顔で笑っていた
ていうかむしろこの女の人を見下した顔が嫌いだから
「父、父てファザコンかッ!1人じゃ何もできないんでしょどーせ」
「っ!? 」
「ははーん、その顔は図星!1人じゃ何もできないのに結婚しても無理でしょ生活」
あ、角が見える。
言いたいこといったら落ち着いた
ずずっとお茶を飲んでじーっと
「お言葉ですけど、あなたは大雅さんの何を知ってるのかしら」
「別に知りませんけど?」
みきさんは目を見開いて口に弧を描いた
おーおー悪い顔
「だったら」
「お言葉ですけどみきさん、全てを知らなければ好きになってはいけないというルールはないんですよ?」
私も対抗して口に弧を描く。みきさん負け顔になってる。みきさんはそっとたった
私は心の中で笑いながら部屋から出て行くみきさんを見送った
あー清々した……
ん?何か大雅がめっちゃ見つめてくる
「瑞穂、そんな事、考えてたんだ」
私が見るといつもの意地悪そうな顔で笑っていた