ニセコイ
ガチャッ。私の部屋のドアがあいた

「ねーちゃん早くおきろ……よ?何でソイツ」


「え、誰かが家にあがらせたんじゃないの?」


「瑞穂ママが入れてくれた」

お母さん、女の子の部屋に勝手に入れないでよ


「まぁ、いいや早くしないとねーちゃん遅刻するよ」


「俺が迎えにきたから大丈夫だよ瑞穂弟」


スッと大雅に冷たい視線を向けて降りていった。大雅は首をひねって

「俺なんかした?」


と言った。あえて無視、ていうか何で使命を果たしたのにも関わらず


まだ大雅と関わってないといけないんだ


「着替えるから出て」


「へーい」

気怠そうに部屋から出て行った。
はぁ……朝からびっくりした
< 26 / 30 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop