“愛してる”のコトバ
「キャハハ!!だよね~!!」







「う…うん。」






体育館裏につくと、怜の笑い声と柚依の戸惑うような声。
何もされてないみたいだな。よかった…









「はぁ...ねぇ柚依…」







「なに?」







急に怜の声が真剣に変わった。







「柚依さぁ、アタシがアンタの事怒ってないとでも思ってる?」








「え…怒ってるとは思ってたけど…
今の態度で気にしてないのかなって…」








「馬鹿じゃないの?
こんな演技も見抜けないなんて笑っちゃうね。」



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