水平線の蒼い空
「そうですか。この半年では、みつけるのは、無理だったのかしらね」


「…………」


「それでは、今から、ヒントをみつけに行きましょうか」


「ヒント……ですか?」


「金森先生には、もう承諾をいただいてますから。さぁ、行きましょう」


校長先生は、そういうと、サッサとドアを開けて、静香に外に出るように促した。


「あの、どこに行かれるのですか?」


「私について来ればわかるわ」


静香は、校長先生の後を追って急いでドアの外に出た。


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