保健室での秘め事
好きだって思ったら
先生かっこよく見えちゃう。
キラキラしてるよ!!先生!!
「あっと…。この紙に
なんで休んだとかの理由書いてくれ。」
あっ、先生の名前って
今まで知らなかったような…。
名前なんなんだろう?
「先生。先生の名前って何でしたっけ?」
「はっ?おまえそんなのもわかんなかったのかよ。」
「はい…。すみません…」
「俺の名前は、加賀留依。」
「加賀…留依。かっこいい名前だね。」
「そんなことねぇよ。」
後ろを向いた先生。
先生の顔が真っ赤に染まっているのを見た。
「お前なぁ。男にそんな事言うと危ないぞ?」
「えっ?危ないって…
んんっ…」
危ないってどういうことって言おうとしたら
唇が何かで塞がれた。
「んんっ…せんせ…い。
やっ……プハッ」
今…先生にキスされた?
「お前…可愛すぎ。
よし!俺の名前覚えてなかった罰として
毎日保健室にこい!」
「はっ?なんで?」
「来なかったらお仕置きするからな?」
先生、あたしの質問無視ですか…
この日から、保健室で
あたしと先生の秘め事が始まった。