保健室での秘め事


あたしの体は自分の意志とは裏腹に湊君の胸で
泣いてしまった


「もっと泣いて良いよ」

そんな湊君の優しさが
少しあたしの心を癒してくれた


―――― 一時間後

「ごめんね…
すごく泣いちゃって」

「いいよ。香澄に頼ってもらえただけで嬉しいよ」

「ありがとう」

「うん。あっ、香澄、告白の返事は?」


「……………」


「わかった。じゃぁ、代わりに…キスしていい?」

えっ?
いきなり…


そう思ったとき
湊君の顔が近づいてきた


目を閉じたらそこには……



先生がいた




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