保健室での秘め事


その日の授業は、集中できるわけもなく
放課後を迎えた…


ガラッ
「失礼しまーす。あれ?
誰もいない?」
そう思って辺りを見回すとソファーに、先生が
寝ていた。

「クスッ。先生の寝顔
かわいい。」
「誰がかわいいって?」
「ひゃっ。なっ、先生寝たふりだったんですか!?」
「寝たふりじゃなくて
おまえの声がでかいだけだし。」

そう言った先生は
軽々とあたしの体を
先生のひざの上へと
引き寄せた。先生とあたしは向かい合うように座っていた。

「なっっ。なにしてるんですか!?先生!?」
「なにって、おまえをギュッとしてるだけだよ?」

うっ…先生の笑顔、何かたくらんでる笑顔だ。

すると、体を反転させられて先生の上に重なるようにして座らされた。


チュッ…


「ひゃっ。ちょっ。なにしてんですか。」

なんと、先生はあたしの首筋にキスをした。

「おまえ…可愛すぎ…
止まんねぇよ。」


< 6 / 66 >

この作品をシェア

pagetop