保健室での秘め事


そう言って湊君は去っていった


「香澄…」

ドキンっ
久々の先生の声…
やっぱり…落ち着く


「香澄、湊は悪くないんだ。俺は、香澄に幸せになってほしかったから別れようと思った」

「うん。」

「けど、湊と香澄が一緒にいるのを見て押さえきれなかった…
自分勝手でごめん。」


「たしかに、先生がいきなり別れようって言ったときは悲しかったけど
ちゃんと、今の気持ち伝えてくれたから許す!!」

「許すってお前(笑)」


そして、あたしたちは
キスを交わした
久しぶりのキスは
先生の体温をすごく感じた


「今度は、絶対離さないから」

はにかむように笑った先生の顔をみたら
すごく愛しいきもちになった


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