黒神×銀姫






《えー、100m走の方はコースに集合して下さい!》




あー、もうそんな早いのか。


『100mって全員だったか?』


「ん、そうだよ。」


抱きついて、私の腰に手を回して甘えている綺羅が答えた。



「……綺羅、そろそろ……」


「……ビクッ」


何か、綺羅がビクってした。


私までビックリしたじゃん。



閉じていた目を開けて、綺羅の視線の先に目を向けると…


『…ゎお。』


殺気ムンムンの総長サンが。



こ、こわ。



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