黒神×銀姫







「麗桜………」






今にも壊れてしまいそうな震えた悲痛な声が室内に響く。









麗桜の手をギュっと握る。








その手は、冷たくて。







でも、暖かくて。






不思議な体温をしている、麗桜が、今にもどこかに飛んで行きそうで……








少し、怖くなった……







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